2014年8月31日日曜日

眺めてほっとする文庫本サイズ、いわさきちひろさん作品集メッセージつき3冊/お気に入りの本・雑誌

いわさきちひろさんのメッセージつき作品集、文庫本サイズで私のお気に入りの3冊。

「ちひろ・紫のメッセージ」
「ちひろの花ことば」
「ちひろのアンデルセン」





確か買ったのは去年だったかと思います。境界線が滲んでる感じ、透明感があっていろんな色があって何より心が和むので、いわさきちひろさんの絵が大好きで。時々想い出しては読み返しているお気に入りの本。

「ちひろ・紫のメッセージ」は紫色のある作品を題材にいわさきさんの言葉や作品の解説をされていますが、パッと見てどこに紫が?と探してしまう、そのワンポイントを探すのが楽しかったり。
大好きな紫色ですが、ひとことに紫と言ってもいろんな色がありますし、合わせる色で雰囲気もしっとり落ち着くものから、甘くて可愛らしい雰囲気までいろんな雰囲気を楽しめました。

「ちひろのアンデルセン」はアンデルセンの童話と共に挿絵にされている作品の解説やいわさきさんのその時その時のメッセージが紹介されています。
アンデルセンの生まれた街に旅行した時の話も書かれているので、とても盛り沢山。

最後に「ちひろの花ことば」花は子供と一緒に描かれているものが多いんですね。この本では構図についても詳しく解説されているようです。未公開の作品、写真も紹介しながらいわさきさんの花のある暮らし、庭に何の花が植えられていたかの設計図のようなものまで紹介されていて、とても身近に感じる事が出来ました。

文庫本サイズで中身は盛り沢山。どれも私にとっては何回も眺めてはホワっと優しい気持ちになれる大好きな3冊です。(わたしの場合は中古本で購入しましたが、どれも新品のようなきれいな状態で届きました。)

*いわさきちひろさんの生きがいについても書かれている本『ラブレター』を読んで書いていた過去記事です↓
http://tomomaro3.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4508.html

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